全統マーク英語模試対策

全統模試を受ける受験生の偏差値がアップする技術を提供

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それでは26年度追試の最後の問題となります。発音アクセントについてはこの時期からこだわる必要はあまりないので飛ばして取り組もうと考えています。それでは宣伝広告の内容読解について解いてみます。

(39)は意外に単純計算でなんとかできます。「ブギーボードは2時間で5ドル」「カヤックは2人乗りで10ドル」「シュノーケリングは完全セットで10ドル」を足し算で「25ドル」ですから正解は②でよろしいかと思います。この問題は数字の計算問題から対処していきましょう。その場合に表の中の数字の意味が理解できないといけませんね。ですが意外に単純な計算が多いんですね。
(40)は「そのホテルに滞在する人は何ができますか?」という設問ですね。④の「any」は「言い過ぎ」で消したいですね。③の「in advance」は必要がないと前半に書いてありますから間違いですね。②は「予約はフロントで」という記述はありません。Eメールでのネット予約が基本のようですね。それで消去法を使って①を正解にしたいと考えます。
(41)も消去法で解いてみましょう。②の「子供はプールからも離れるべきだ」は本文と矛盾しますね。プールでは監視がありますから安全ですね。③の「ライフガード」は海もプールも両方で貸し出し話されていませんね、よってこれも本文とは矛盾しますね。④の「部屋のタオルはプールへの持ち込みは禁止」と本文に記述がありますのでこれも正解にはなり得ません。よってここも消去法で①を正解にしましょう。

宣伝広告問題は数字の計算問題から解いていくと全体が理解しやすいですね。これが設問の2で出題されている場合も数字の計算問題から取り組みましょう。ディスカウントがあると少し厄介になります。ですが何回もチャレンジしていけば慣れてきて苦手意識はなくなると考えます。

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それでは引き続いてグラフ問題に取り組んでみましょう。この問題はまずはグラフの内容を理解することからスタートします。折れ線グラフを読み取ります。旅行者の数は減少しています。旅行時間は最終的には一番大きな数値となっています。旅行の距離はその真ん中の折れ線ですね。ここを読み取って設問の(35)をみてみましょう。

(35)は消去法を使って解くことになります。選択肢①「旅行の数は常に減っている」は間違いですね。アップダウンがありますからね。選択肢②「旅行時間と旅行者の数は並行している」は間違いですね。反比例していると考えられます。選択肢③「旅行の距離は鋭く減少している」は間違いですね。あまり変化していませんからね。選択肢④「2007年に旅行時間と旅行距離は突然に増加している」は正解ですね。折れ線グラフの2007年のところを見れば一目瞭然ですね。
(36)の選択肢①「公共交通機関の普及で買い物旅行が減った」は本文に書かれていませんね。選択肢②「always」が含まれると正解にはなりにくいんですね。ですが③あるいは④が悪すぎる場合は②でも正解にはなり得るのですね。選択肢③は「frequently」「頻繁に」が間違いだと考えます。選択肢④は「walking」も減少傾向にあるとありますので間違いになりますね。ここは仕方なく②を正解にする問題だと考えます。
(37)の選択肢①「旅行は以前よりも便利になった」は本文の反対ですね。選択肢②「以前よりも旅行が増えた」も本文の反対ですね。選択肢③「各家庭における車の所有」については論外だと考えます。よってここは消去法で④を正解にしたいですね。
(38)はいつもながら難題ですね。「最終段落の続く英文は何か?」という設問です。ここは最終段落の最後を丁寧に理解する必要があります。「買い物をする機会が減ったのは社会の変化が理由である。」に続く英文としてはその理由の具体的な内容ですね。選択肢①の「2002年と2004年とを比較する」は「社会の変化の理由」とは無関係ですね。選択肢②は「business」だけを取り出すと部分的になってしまいますね。選択肢④も「公共交通機関」だけを取り出すと部分的になってきますね。ここは消去法で③を正解にしてよろしいかと考えます。

英語長文問題消去法⑨点セット
①「本文に書いてない」→「単語が変化して本文に書いてある場合は正解となる」
②「常識で考えておかしい」→「常識的に正しい場合は正解になりやすい」
③「本文中の単語が並んでいて正解に見える」→「本文にない単語があって不正解に見える」
④「不要な比較があって失礼にあたる」→「本文に比較がなく選択肢にも比較がない」
⑤「余分な語があって選択肢が長すぎる」→「困った場合は2番目に長いものを選びたい」
⑥「段落の内容がプラスなのに選択肢がマイナスである」→「反対も同様に考える」
⑦「最後の問題は人生観や解決策をまとめてくる」→「具体例を選ぶと不正解になる」
⑧「選択肢の中に多義語があると正解になりやすい」→「challenge」「interest」「last」など
⑨「言い過ぎ」→「only」「never」「always」「the best」「complete」「absolute」など

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26年度追試の並べ替え問題に取り組んでみましょう。全部で6問あります。空欄補充と短文の結合ですね。難度が高いので苦手な生徒は飛ばしても良いかと思います。

(18)(19)は「objected to」「反対した」がまずは分からないと進みませんね。次に意味上の「SV」が必要ですから前置詞「to」の後に「him living」が来るんですね。前置詞「to」の直後に「living」ではなくて「him」ですからね。これは難度が高いですね。高校生には酷ですよね。その後の「so far away」はリズムが良いと考えてください。⑥③④⑤②①が正解ですね。
(20)(21)は主語が「the professor」で動詞が「insists」になりますね。そして「次のことを」の「that」を置きます。その内容は厳密に言えば「we should learn poems by heart」何ですよね。助動詞「should」の省略を知らなくてはいけないんです。「we learn」は普通ではないですよ。「learn」は過去にする必要がないんですね。それは「should」という助動詞が省略されているからなんです。そしてイディオム「learn something by heart」は「暗記する」を知らなかったら並べられないというわけですね。これも難度が高いと考えます。②⑤⑥③④①が正解ということになりますね。
(22)(23)は「was」の後が「reflecting」なのは大丈夫だと思います。そして何を反射しているのかというと「the steep mountains」なんですね。「a steep mountains」はダメですね。最後に「鏡のように」を置く必要があります。ですから「like a mirror」が最後に来るんですね。④⑥⑤③②①が正解となります。形容詞「steep」「険しい」が分かれば大丈夫でしたね。
(24)は真ん中の「bring our garbage」がおかしいですね。「捨てるべきゴミを持って来る」は常識的にありえないですね。ですから真ん中はBです。最後の「while driving to the office」もありえないですね。車の運転中にゴミ出しをすることになりますよ。ですから真ん中から後半はBAです。そして先頭は「Cuold you」でよろしいかと思います。ABAですね。③が正解となります。
(25)は先頭にAはありません。「How come」は「SV」が置かれるからです。BからスタートしてBになります。どのくらい長く練習できるのか次第だというわけですね。最後もBです。正解は⑧ですね。
(26)の真ん中にBはないですね。「purchase」は人間が主語でないといけません。先頭のAと最後のBはマッチします。比較は「more」と「than」を必要とするからですね。そしてその組み合わせの真ん中にAが置かれて成立します。AABで②を正解とします。

並べ替えは難度が高いですね。トレーニングの成果がどこまであるのか分からないくらい難しいですよ。時間のことを考えたら飛ばして最後に持ってきた方が良いかもしれませんね。80分は時間が少ないので配点の高いところから進めていきましょう。

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英語の長文ばかりを見ていると頭脳に酸素が不足してきたので気分転換に6ページを開いてみてください。単語を入れる問題に取り組んでみましょう。

( 8)「ロバートは会議から離れることができない。その理由は重要なプランが話し合われている最中だからである。」となります。これは受身の進行形ですね。絶対に「being」が存在しなくてはいけません。それだけ覚えておけば解ける問題が多いですね。ですがそういうことが分かればの話ではあるんですけどね。だから③が正解になります。あまり理屈はないですね。
( 9)「エアコンが付いているときは窓を閉めておいてくれませんか?」というお願いですね。これは「窓が」「閉じられている」という受身のイメージがあるかどうかの問題ですね。実は日本人は受身が苦手らしいですね。ですから動詞の変化の問題は「困ったときは過去分詞」という決まり文句があるみたいですね。ですから「window closed」が正解ですから②を選びましょうということです。
(10)「先週のこと輸入車を購入したんだが実はいつもずっと欲しかったものだったんだ。」のイメージですね。これは文法問題ですので訳す問題ではないんですね。空欄の後に動詞「was」がありますよね。動詞「was」の前は主語になる名詞が来るはずです。主語になる関係詞は「who」「waht」「which」しかないんですね。コンマの後に「that」もありえないんです。そして「what」の前には名詞は来てはいけません。これらの複雑な法則が混ざり合わさって正解が④「which」になるんですね。②と③を選ぶ問題も確かに存在しますから明確に区別しましょう。似たような問題が出て来たらまた間違えてください。
(11)「赤ん坊の世話をしている間に洗濯物をしてくれる?」というお願いの文ですね。「世話をする」のイディオムを知っているかどうかという問題ですね。「take care of」の④でよろしいですね。
(12)「先生の声は教室の後ろには達しなかった。」という意味ですね。「reach」「get to」「arrive at」は「到達する」の3点セットです。前置詞を必要としない他動詞の「reach」には「手が届く」という意味もあります。名詞で「手が届く範囲」の意味もありますね。覚えることが多いですね。正解は③になります。「arrive in」もありますので注意してください。
(13)「電車の中で1人の男性が向こうに移動をした。その目的は他の乗客がドアから外に出ることができるためだった。」の「so that」が難しいですね。正解は「move over」で②となります。「so that」は「その目的は」という意味で簡単ではありませんよ。「その結果」の意味もありますからね。
(14)「あなたの両親の家を訪れたい」のイメージですね。「a visit」は「pay」を使うことを知っていないと解けない問題です。頻度が低いので難度が高いですね。正解は③となります。「at home」は多義語で「落ち着いている」「よく知っている」などの意味がありますね。
(15)「あなたがいることをもし私が知っていたなら」は「had 過去分詞」となります。その場合の後半は「would have 過去分詞」となる公式です。正解は②を選んでください。仮定法過去完了は公式を知らないと何も起こりませんよ。「If 主語 had 過去分詞」「主語 would have 過去分詞」をなんどもリズムよく口に出して唱えていた記憶がありますね。
(16)「do without」「何かをなしで済ます」と「until I can afford to buy」「買う余裕ができるまで」の組み合わせですので難度が高いですね。前者のイディオムは「dispense with」もセットで覚えておくと便利なんですけどね。「can afford to」は「経済的な余裕」と「時間的な余裕」の両方があります。正解は①ですね。
(17)は難題ですねえ。③を選びたくなりますがダメですよ。「プロパガンダ」は「思想の宣伝」何ですよ。前のイディオムの「come up with」「思いつく」も簡単ではないですけどね。正解は④となります。

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26年度は3Cと6ABをすませると6点問題がないので5点の問題を解いていくことになります。ですから13頁に戻りましょう。これは不要文除去という問題ですね。最初の2行目から3行目に書かれている冒頭文と下線部が関連性のない場合に除去するのが基本です。ですがここは全文を読まなくてはならない上に更に単語レベルも簡単ではないので少し厄介なんですね。時間もかかってしまうかもしれません。慣れれば何ともないんですけどね。では取り組んでみましょう。

(29)は睡眠がテーマですね。睡眠不足は健康に害があるに加えて寿命も短くなると書かれています。①はその寿命が短くなることを別の表現で言い換えているだけです。つまり同じ意味ですね。ですから繋がりは悪くないと考えます。②は驚くべきことに「睡眠時間の取りすぎ」も健康にマイナスだと書かれています。これも特に不要だとは考えにくいですね。ところが③になると「突然に男女差」の話になって来るわけですね。こういう風に「何故に突然に」という不要文が置かれて来るとそれが正解になるんですね。①を読んで②を読んで③に間違いが来ると正解は見つけやすいと思います。ところがいきなり①の不要文が置かれていると正解として選びにくいんですね。ですから選択肢①はこの不要文除去の問題に関しては要注意なんですね。しかもここは5点なので落とすと痛い箇所なんですよね。
(30)キャンプに行く場合は犬も連れて行けというアドバイスでスタートしています。理由があります。自然の景色や音が人間にも動物にも良いからなんですね。ここまでが前段です。プラスイメージを強く意識したいですね。どこかでマイナスに変化するところがあれば気をつけたいですね。①②③④を飛ばして最後を読みます。意外でもないんですがこれは効果があるんですよ。すると犬を連れて行ったら2倍も楽しみが増えますよと書かれていて最後もプラスイメージです。ということは変化がないと考えたいですね。あればそれが正解ですね。②は「犬は自然を楽しむ」とあります。③は「更に人間を驚かすかもしれない」とも続いてきます。④で「人間も犬と一緒だったら楽しい」ときます。つまり②③④は繋がりがスムーズなんですね。ということは①を仲間はずれにして正解ということになりますね。先ほども書いたのですが実は①を答えにする問題が最も難しいんですね。ですがたくさん当たってたくさん間違えたら良いと思います。そうすると間違えなくなるんですね。
(31)が①になるとは考えにくいですね。ゼロではありませんが可能性は低いと考えます。台所用具で最も重要な器具は「手で操作する缶切り」だと冒頭にあります。そして①「缶切りは必要なんだけど最近は電動式がある」と書かれてきます。②に「しかし」があるので何らかの変化があることを予測しなくてはいけません。「手動のものは停電の時でも使える」という内容です。この繋がりは悪くありませんね。具体的に言っても災害時にスーパーからすぐになくなるのは「手動の缶切りだ」と続いています。下線部でなくても丁寧に正確に読んで行けますかね。③の「もう1つの利点はメンテナンスしなくても何年も長持ちする」とプラスイメージがきます。プラスからプラスへの変化なしはここでは大丈夫ですね。ですから繋がりは悪くないんですね。④を飛ばして読むと最終行は「手動の缶切り」の話なんです。ですから④のような「電動缶切り」の話は突然なんですね。不要なんです。ラスト2行と繋がるのは③なんですね。よって繋がりの悪い④が正解になるんです。「can opener」が「缶切り」とすんなり分からないと難問だったかもしれませんね。多義語の自動詞「last」「続く」は絶対に覚えておきましょう。それを知っていなかったら③を選んでしまう可能性もあったんですね。でわまた。

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前回は第6番から始めました。それは36点に時間を使いたいわけです。となると次は第5番で30点を取りたいところです。なのですが26年度は第5番が物語文ではないんですね。よってこの年度の第5番は使い物にならいというわけですね。ですから16頁に戻って意見主張の問題に移ろうというわけですね。ここは18点あるので落としたくない問題なんです。しかも主張のある場所が探しやすいので絶対に落とさないでくださいね。

(32)はまずタイトルが日本語ですので司会者の最初の発言は読む必要がないんです。ここではジェイソンですが彼の発言は問題とはほとんど関係ないので無視しましょう。そしてすぐにスーザンの発言にはいきません。タイトルの「自転車事故を減少させる」に目を通しておきます。そしてスーザンはすぐに「I think」と発言します。この後に主張が来るので早いですね。「自転車の使用を厳格に制限することは間違っている」と意見を言います。これを別の表現で言い換えた選択肢が正解になるわけですね。すぐに選択肢をチェックしましょう。①の後半の「全ての年齢の人でも」という表現の中にトリックがありますね。「全て」があると正解になりにくいんですね。これは前回の最後の方で説明したのですが「言い過ぎ」という消し方です。②の前半の「自転車の使用が制限される」が主語ですね。そしてその結論が後半に来ます。後半は「fewer accidents」というプラスイメージになっています。「事故がない」のはイメージ的にはプラスですよね。ですがこれはスーザンの意見とは反対ですね。④の「自転車は危険だ」というのは彼女の意見ではありませんね。ですから消去法で正解を③にしたいんですね。③には環境への配慮も書かれていますので彼女の意見と一致しますね。
(33)はまずダイアナの意見を理解しましょう。「自転車レーンがあるから歩行者にも自動車にも安全だ」という主張ですね。リズムよく読んで理解しましょう。発言全体がプラスイメージなので選択肢の中にマイナスイメージがあったら消したいですね。①は「difficult」「難しい」は消したいですね。③の「increase accidents」「事故が増える」も同じように消したいですね。④の「persuade motorists」「車に乗らないように説得する」は発言と無関係ですね。よってここも消去法で②を正解にしたいですね。正解を選ぶというよりも間違いを消すイメージで解いていきたいと考えます。
(34)のフィリップの発言は全体的にマイナスイメージですね。選択肢①「at all times」「ずっと」は「言い過ぎ」で消しましょう。③「during construction」「工事中」は発言に出てきませんね。④も正解にしたくないですね。発言に出て来るのは「違法駐車の車とかゴミ収集車」ですからね。②を正解にしたくなる理由はあります。フィリップの発言の3行目に「obstructions」がありますが選択肢②の「obstacles」と同義語です。同義語を使った変化は正解になりやすいわけですね。単語レベルとしては英検2級よりも少し難しいくらいですね。消去法は少し時間がかかりますが慣れると非常に正確に正解が選べます。そしてプラスマイナスが使えるとさらにスピードがつきます。慣れるのに半年くらいかかるかもしれません。ですが時間がかかっても良いので1学期の間はプラスマイナスを使った消去法を駆使してみましょう。慣れると選択法で選べるようになりますよ。今の段階で選択法を使うのは危険ですね。でわまた。

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センター試験の26年度の再試験の問題から攻略してみたいと思います。タイトルは全統マーク模試ですが解答するサンプルは本試験と再試験を使ってみたいと考えています。6月のマーク模試はそこまでそんなに難度は高くないです。ですが解き方の順番や消去法を使った正解の選び方などテクニックが色々とあります。それらのノウハウを生かしながら効率よく点数を取って偏差値を上げていきたいと考えています。まずは第6番のB問題から攻略する習慣を身につけましょう。6点の箇所から6点を確実に取っていくことが偏差値アップの鍵ですね。

つまり(52)(53)(54)(55)を解いて文全体を大雑把に理解しておく方法ですね。(52)を解くためには第2段落に目を通す必要があります。その前に少しでも良いですから選択肢に目を通しておいてください。第2段落を解く場合に(47)(52)が2つ解けますね。(47)の①は「unusual」がダメですね。段落の内容は「60」と言う数値が優れていることが書かれているわけですからね。②の「base-10 system」がその段落に出てきませんね。③は迷い所なのですが「base-60 system」がそれ以前に使われていなかったとは明記されていないわけですね。よってここは④を正解にして大丈夫だと思います。(52)は「non-base-10 way」が「base-10 system」と一致するとまでは言いにくいのですがとりあえず③を入れておいてください。違っていればその時点で修正します。
(48)と(53)も同時に解けますね。第3段落をみてみましょう。パソコンを動かすのに2進法が便利だったと言う内容ですね。(53)は「computer」と「technological convenience」が一致すると考えて①を入れておいてください。(48)は①を正解にして正しいとは思いますが念のために消去法を使ってみます。②の「several numbers」が本文とは矛盾しますね。2進法は数字が2つしかないからですね。③の「10-base system」はパソコンにはフィットしないはずですのでこれも消しますね。④の「demanding」はマイナスイメージです。2進法はプラスイメージなので消すことができます。よってやはりここは①でよかったと思います。
(49)と(54)も一応は同時に解けますね。(49)は①の心理的なものを選んでしまいがちですがここでは「指」がテーマになっています。指の間の8つのスペースを使って数を数える民族がいると言う話でした。よってここは「body」の③を選んで良いかと思います。そして(54)は③でも良いようなものですが②と迷いますね。キーワードは②の「local」だと考えます。メキシコのある地域の8進法のことを考えると「local」はマッチすると考えたいですね。
(50)と(55)は同時に解けますね。(55)は一応のところ④が余っていますがそれが正しければ今までの読み方が間違っていなかったことになります。そして第5段落を読むとやはり間違っていませんでしたね。「複雑な計算方法を改革する」イメージがイギリス政府の方針として成功したわけですからね。そして(50)も消去法を使って解いてみます。③の「不満」は本文にありません。④の「失敗した」は本文の反対です。よって①あるいは②で迷うこととなります。ですが最後の方に「比較的スムーズに」の部分は「全く問題がなかった」と矛盾してしまいますね。ですが①が悪すぎます。最初の通貨設定ではありませんからね。ここは「1966+5=1971」で①を正解にしてしましがちです。よって消去法で②にしましょう。ここは難題でしたね。
(51)は最終段落のまとめ問題となりますので具体例を選んで部分的になることは避けたいですね。ここの消去法を使って確実に間違いを消していきましょう。①の「普遍的な数の数え方」は世界は統一されると言うことですから現実的にありえないですね。②の「身体的な特徴」だけを取り出してしまうと部分的になってしまいます。本文には他にも「環境」などは左右すると書いてありますからね。④の「似たような」は「同じ」よりまマシですが正解にはなりませんね。環境は様々ありますから常識でおかしいですね。解答をまとめると次のようになるかと思います。内容が抽象的で数学的でしたがセンター試験の追試の難度はいつもこの程度ですね。とにかく消去法を使って確実に間違った選択肢を消すことに慣れて欲しいと思います。最後に消去法を9点セットでまとめておきますので目を通しておいてください。
(47)④(48)①(49)③(50)②(51)③(52)③(53)①(54)②(55)④

①「本文に書いてない」→「単語が変化して本文に書いてある場合は正解となる」
②「常識で考えておかしい」→「常識的に正しい場合は正解になりやすい」
③「本文中の単語が並んでいて正解に見える」→「本文にない単語があって不正解に見える」
④「不要な比較があって失礼にあたる」→「本文に比較がなく選択肢にも比較がない」
⑤「余分な語があって選択肢が長すぎる」→「困った場合は2番目に長いものを選びたい」
⑥「段落の内容がプラスなのに選択肢がマイナスである」→「反対も同様に考える」
⑦「最後の問題は人生観や解決策をまとめてくる」→「具体例を選ぶと不正解になる」
⑧「選択肢の中に多義語があると正解になりやすい」→「challenge」「interest」など
⑨「言い過ぎ」→「only」「never」「always」「the best」「complete」など