全統マーク英語模試対策

全統模試を受ける受験生の偏差値がアップする技術を提供

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それでは27年度追試験の問題を解いていきましょう。発音アクセントは飛ばして文法問題の空欄補充に進みます。最初は前置詞を選ぶ問題ですね。

( 8)これは私大でも頻出ですが「未来のin」というものです。未来は「after」を使いたいのですが「〜後に」は「after」ではなくて「in」を使うんです。知識問題ですので何回か間違えたら良いと思います。ですから正解は④で良いですね。
( 9)「大雪で電車が止まった」は理由です。そして「会議に出れなかった」は結果です。結果の前には「だから」が置かれます。よって「This is why」の④を正解にします。「This is because」はその反対になりますが頻度は低いですね。
(10)これも日本語に訳す問題ではないんですよね。「smell」は「匂いがする」という「be動詞」の変化形なんですね。ですから後に置かれるのは形容詞なんです。副詞は不可なんですね。つまり「ly」は「smell」の後には来ません。よって②④は消えます。①③で迷います。そして「smell」は「be動詞」の一種ですから受け身になったりもしません。それで①が消えるんです。③を選べる受験生はほとんどいないと思います。④にしてしまう可能性が高いですね。
(11)は「have もの 形容詞」ですね。「have もの 過去分詞」とほぼ同じ形態ですね。「休憩をする時にケーキとコーヒーが準備されていた」んですね。④「prepare」の中に「準備する」の意味がありますので後に「ready」が来ると二重になりますね。正解は②で良いと考えます。
(12)は空欄の前に「学習環境」があります。空欄の後に「生徒が自分の意見を表現する」という完成文があります。この完成文は「SVO」が成立しているので完成文なんですね。そして完成文の前には関係副詞が置かれても良いんですね。つまり「where」「when」「why」「how」「that」などのことです。すんなりと③を入れて大丈夫です。「学習環境」は「場所」なので「where」を入れて正解になるんですね。実は場所があってもすんなりと「where」を置いてはいけない他動詞があります。それは「visit」なんですけどね。前に「which」を必要とするんですね。出て来たら1回は間違えて欲しいですね。
(13)は「forget」の性質として「to call」「calling」のどちらかで迷う問題です。「forget to call」「電話することを忘れる」と「forget calling」「電話したことを忘れる」の違いです。この文脈だと前者になりますね。④を正解にします。①②③は存在しないんですね。
(14)は「find it 形容詞 to」「〜を〜だと思う」ですね。ホワイトボードがあると説明が描きやすいのですが。「to adapt themselves」「環境に適応する」ことが「difficult」なんですよね。語順からすると「to adapt themselves difficult」なんです。ですが「to adapt themselves」が長すぎるために後回しになっているイメージなんです。そして意味のない「it」なんですが「find」の後に「it difficult」がなかったら「VOC」が成立しないんです。それで「find it difficult to adapt」の語順になるんですね。文字だけで説明するとイメージが湧かないので難しいですね。丸暗記でも良いですよ。
(15)は「not only」「but also」の構文であることは理解できると思います。そして文全体が過去形であることがわかれば大丈夫です。まず過去形ではない③を消します。後半は「but also」でないといけないので①④を消します。すると②しか残りません。正解は②ですね。
(16)は前半の主語は単数です。「The number of the children is decreasing.」が普通です。子供は複数形ですが「数」は単数形です。それで①②が消えます。次が難しいのですが「ある一方では」と「また別の一方では」の表現方法ですね。全部で2つしかないんです。「ある一方」と「残った一方」は2つしかありません。ですから「one」と「the other」になるんです。これもホワイトボードに書いてイメージがわかないと文字だけでは説明が難しいですね。「another」は不可なので正解は④です。
(17)は「〜が理由での場合」は「owing to」の形になります。そして後半ですが「自由を享受する」という表現ですね。「enjoy the freedom」なんですよね。漢字が難しいですね。意味も難しいと思いますけどね。正解は①②③を消して④を選びます。自動詞「benefit」は「利益になる」ですね。

文法の空欄補充問題は時間がかかるように作られています。ですからここで頑張りすぎると第6番までたどり着けないようにできています。ここがセンター英語のトリックですね。文法問題は全部解けなくても良いんです。時間をかけない習慣がつけばもっと偏差値は上がると思います。

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それでは27年度の第6番を解いてみましょう。実はこの年は高校3年生の担任をしていました。それで一般市民の社会参加に関する一種の「アンガージュマン」のような英文が出題されたので抽象的だから受験生は大変だなと感じた問題だったんで感慨深いものがあります。読解力と周辺知識が問われましたからね。

 

やはりB問題から解きたいんですが(52)が第2段落になっています。ですから(47)から解く問題ですね。第1段落の内容を読んだ上で(47)を解くこととなります。①「他のボランティアとデータを比較する」は書かれていないですね。②「お金を稼ぐ」も書かれていないですね。③は昆虫だけに焦点を当てると部分的になりますね。よってここは余った④を正解にします。

(48)(52)は同時に解けますね。(48)は「burgeoning」の意味は?という設問です。本文の内容に当てはめてみると「活発化している」とか「増加している」のプラスイメージで書かれています。①「激しい議論を生む」はマイナスですね。②「急速に増えている」は残しておきましょう。③「人気を失っている」はマイナスですね。④「受賞している」とまでは書かれていません。ここは②でよろしいかと思います。そして(52)ですが歴史に関することは書かれています。よって③でよろしいかと思います。

(53)は第3段落だけ読んで選ぶ問題です。最後の疑問文は否定文ですね。つまり「素人の研究は信頼できない」というマイナスなんです。よって①の心配事が当てはまると考えられますね。

(49)(54)は同時に解きます。全体的にプラスなので(54)は②「ボランティアの努力は成功している」で良いと思います。ですから(55)は余った④が該当しますね。(49)なのですが「成功率の80%を強調している理由は何か?」という設問になっています。プラスですので①「negatively」は不可ですね。③は「蟹」だけを取り出すと部分的になりますね。④は「lack」がマイナスなので不可ですね。ここは②が正解となります。消去法で確実に間違いを消しましょう。

(50)は第6段落で表現されていることは何か?という設問です。①は「最終的には科学の知識は主に素人から生まれる」は極端ですね。②は「市民科学に対する評価がまだまだ不十分だ」は残しておきましょう。③は「disappointing」がマイナスですね。もっと素人を評価しても良いという見解が台無しになってしまいます。④は「素人の科学の研究が多すぎる」というマイナスも書かれていません。よってここは②が正解となりますね。

(51)はまとめの問題です。大きくまとめると①になりますので②③④が消せれば正解となります。②は「科学の研究は専門家に任せるべきだ」となると本文の内容と矛盾しますね。③は「魚」だけを取り出すと部分的になります。④の「伝統的な科学が市民化学に取って代わられる」となると極端すぎます。ですからやはり消去法で①を正解にしたいですね。

 

センター試験の第6番は36点もあるんで落とすと痛いですよね。ですからやはり消去法で確実に間違いを消していくことが36点に繋がると考えます。ですがやはり基本は単語力があって内容が理解できるかどうかが最重要です。ですので早く「DUO3.0」を一周してほしいですね。二周目からは早くこなせると思います。とにかく早く一周目をこなしてください。でわまた。

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それでは27年度の本試験の意見主張の読解問題を解いてみましょう。ここで重要なことは司会者の言葉を読まないことですね。そして主張は「I think that」の後に置かれるということです。テーマは「迷信」ですね。日本語で書いてあるので司会者は読まなくても良いということになります。

(32)の主張は「迷信には明確な合理的な根拠がない」ということですね。①は本文の反対ですね。迷信には合理的な根拠があると書いてあります。これはあり得ませんね。②は残しておきましょう。③は選びたくなりますが「幸運」だけを取り出すと部分的になりますね。④も歴史だけを取り出すと部分的になってしまいます。本文に書いてあるからといって選んでしまうと正解を逃すことになります。ここは②を消去法で正解にしましょう。
(33)も消去法で解いてみましょう。①は「雨男」は具体例なので正解にはなりません。そして②は残しておきますね。パターンを探すことは人間の不自然な行動だという③は常識で考えて変ですね。本文にはごく普通の活動だと書いてあるので選んではいけません。④の「原始的な考え方は偶然の一致を生む」は反対ですね。「偶然の一致が原始的な考え方を生む」なら正解かもしれません。ここは②を正解にしましょう。
(34)も消去法で解きましょう。③④は「鳩だけ」を取り出しているので部分的になって正解にはなり得ません。ですから①②で迷うことになります。そして②ですが「鳩も人間も機械に影響を与える」となると常識で考えておかしいですね。よってここは①を正解にしてよろしいかと思います。

意見主張の問題は元来は3人の意見を集約する問題でした。しかしこの年から問題改正があって1人の意見が3つあることになりました。ですが考え方としては同じです。「I think that」あるいは「We shoud do」などの後に主張が置かれることを強く意識することですね。

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それでは27年度の会話文から再開していきます。12頁ですね。(27)なのですが「それで思い出したよ。」のイメージですね。君の言葉で何かを思い出したんですね。「That reminds me.」が一致します。似たような表現で「That depends.」があります。「それは条件次第で変わるよな。」のイメージですね。会話のムードから②を選んでしまう受験生がいるかもしれませんね。「I remember mine.」で自分のことも思い出したなあ。みたいな雰囲気だと返答になるんでしょうけどね。正解は④でよろしいかと思います。「remind」と「remember」は似ていますが主語が違うので問題になるんですね。前者は人間を主語にしない構文が多いですね。
(28)は「試合に負けて良い教訓になったよ。」のイメージだと後に続きやすいですね。後には「大きな試合の前には休んでリラックスすることが大切だね。」とありますからね。それと多義語「lesson」「教訓」は会話でも使いやすいですね。正解は②で良いかと思います。「turn out」は判明するで「prove」の同義語ですね。この返答は同義語と多義語が混ざっていて日本人が作る傾向になりやすい言葉だと思いました。結果がプラスになるのかマイナスになるのかで文脈が変わってくる重要な単語ですね。

引き続いて27年度の不要文削除に進みたいと思います。13頁ですね。これはネット上に置かれているのでタブレットとパソコンを同時に見ながら解いています。紙を使わないで斜めに立つので便利ですね。ですがスマホで勉強するのは難しいので工夫が必要ですね。
(29)は切手収集は教育的な趣味でお金もかからないし同時にいつでも楽しめるとスタートしています。プラスイメージで始まっていますね。そこを強く意識すると読み方が変わってくるんですよね。①は歴史や地理や慣習なんかも勉強できるとあります。 それはスタートの文章の続きとしては違和感なく読んでいけます。②はそういう趣味が始まったのは1840年からなんですよ。と切手収集の歴史が続いてきます。歴史の説明となると少し話が重たいですね。ですから③と④がすんなりくると②を選ぶことになります。それでここからなんですが④は「雨でも晴れでも」とあって切手収集の屋内のイメージがあります。場所が楽だというプラスイメージです。③は使用済みの切手を集めるんだとお金がかからない。とあるんで節約の問題になってきます。やはり②の歴史のテーマには違和感があるわけです。②が正解になりますね。「in addtion」「furthermore」「moreover」「additionally」は「さらに」という付け足しのマーカーですね。これがぴったり当てはまる英文ってあまり見ないんですよね。だからこのマーカーは正解になりやすいかもしれません。プラスとマイナスが変化しないことに注意しましょう。
(30)は「塩」を現金として使っていたという歴史の話からスタートします。理由は経済的価値があるからだとあります。大量生産が難しかったから希少価値があったわけですね。今は違いますよね。そして①ですが別の理由は軽くて運びやすかったからだというものです。取引をする目的では。とあるのは別に違和感はないですね。②は「さらに」塩は計量ができたので重さを基準にして価値を計算することができた。ともあります。別に違和感がないですね。③は「さらに」長期間も良い状態を保てたので価値を持ち続けた。とあります。④はどうなるでしょう。①②③は削除が必要だとは思えないんで。④は「雪の多い地域では道路上の氷を溶かす有用性」もあった。とあります。④はお金の使い方としてはもったいないかなと思いました。道路上にお金をばらまくとなると違和感が出てきますね。

不要文削除は難しいですね。単語が全てわかっていることが大前提としてあります。そして内容に違和感があるものを探すというイメージです。マーカーも重要ですね。「しかし」「さらに」「よって」「例えば」などでプラスとマイナスが変わるのか?そうでないのか?読解力が問われる難問です。5点でもありますしたくさん問題に当たって欲しいですね。

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それでは27年度の並べ替え作文を解いてみましょう。(18)から(23)までですね。最初は仮定法の問題からスタートしています。

(18)(19)は仮定法の公式を知っていれば大丈夫ですね。②⑤④は繋がります。そしてその主語の③は②の前に置かれますね。最後に「for sure」ときて①で終わりです。「If 主語 had 過去分詞」「主語 would have 過去分詞」さえ覚えて置けばなんでもない問題です。ただし公式を覚えるのが苦手な受験生には苦痛ですよね。これはリズムよく何度も唱えるしか方法はないように思います。「for sure」は「確実に」の意味ですね。③⑤②④⑥①で正解になりますね。
(20)(21)も主語の次は動詞というように順番に繋げていく問題ですね。⑥⑤②③は「you will be charged」で「あなたはお金が請求されますよ」という意味になります。余った語が①と④です。そのまま繋げて⑥⑤②③①④で正解になると考えます。
(22)(23)も難度が高くないですね。「too」「to」構文になっています。④と③は繋がりますね。「I'm feeling」の前には①の「because」が来やすいですね。「I'm feeling」の後は「too tired to start」しかありません。そして「start cooking」は最後に置かれても良いですよね。正解は①④③⑥⑤②でよろしいですね。
次に語句の塊を並べる作文です。(24)はAAの繋がりは不可ですね。「拒否したことを私はためらう」は日本語にした時に意味が通らないですね。ですからBBAは大丈夫だと思います。「もしレシートがなかったら残念ですが新しいものとは交換ができないんですよ。」が正解だと思います。⑦でよろしいですね。
(25)は先頭のAはないですね。Bからスタートとなると前置詞「to」の後に動名詞を必要とするのでBAで始まると思います。「Thanks to John driving me here」は繋がりますね。そして最後に仮定法はないですね。「thanks to」は仮定法が続かないからです。「ジョンがここまで車で送ってくれたから僕は間に合っている。」のBABで⑥を正解とします。
(26)は「僕は夢にも思わないもんだよ。」で「It」からスタートするのは続きませんね。動詞「dream」は「of」を必要とします。最後は「そのようなことは」でAAAでよろしいですね。正解は①ですね。

(24)(25)(26)は問題改正があった初年度だったので難度はあまり高くなかったですね。ですがこの問題は作ろうともえばすごく難しい問題もできるので要注意ですね。そして難しすぎる場合は飛ばして後回しにした方が賢明かもしれませんね。

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27年度の文法問題から解きますね。たまに学者レベルのすごい問題が出てきます。そういう箇所には時間をかけないことが大切なんですけどね。受験生はどうしても目の前の問題を解こうとして集中してしまいがちなんですよね。配点が低いところで頑張りすぎないことが一番重要なんですけどね。

( 8)は「またまた祖父を怒らせてしまったんだってね。そんなバカなことをしないだけの分別が欲しいね。」のイメージが湧けば大丈夫ですね。「know better than to」は受験生なら覚えておかなくてはならないイディオムの1つですね。正解は①しかありえませんね。受験生には頑張って欲しいですね。
( 9)は「have 物 過去分詞」で③を選びましょう。「get 物 過去分詞」もありますけどね。日本語に訳す問題ではないんですよね。②にした受験生は良い間違いをしたと思ってください。②と③はほとんど違いはないんです。語順がちょっと違うんですよ。次の模試で間違えないように気をつけて欲しいですね。
(10)は難題ですねえ。「in that」と「because」は同義語なんです。後に理由が続くんですよね。だからこれも日本語に訳す問題ではないんですよね。知っているかどうかの知識を問う問題なんです。訳せるかどうかではないんですね。知識問題は現役生には難題ですね。正解は③です。
(11)も知識問題なんですねえ。「hope」は未来のことを希望するので助動詞「will」がセットで必要なんです。よってここも選択法で②を正解にします。④が不可だとわかる受験生はよく勉強できてますね。「wish」は仮定法だから「would」なら正解の可能性もあるんです。ここは「would」がないので仮定法は成立しませんね。
(12)は「事故が2時に発生した」という過去ですね。③は無理です。「happen」は他動詞ではないので受け身にはなりませんね。時制が過去なので①を正解にしましょう。④は説明がつかないので受験生なら選ばないようにして欲しいですね。
(13)は考えすぎないようにしましょう。「〜を楽しみながら」の分詞構文で大丈夫です。正解は③です。④を選びたくなりますよね。前置詞「with」を使った付帯状況というか同時進行は選びたくなるんですね。ですが意味上の「SV」が必要ですよ。「eyes closed」とか「arms folded」とか「hairs waving」といったような意味上の「SV」を必要とするんですね。意味上の主語って言葉からして難しいですよね。僕はあまり文法用語は好きではないんですけどね。
(14)の主語は富士山ですね。当たり前ですけどね。「真っ青な空を背景として」のイメージで正解は①です。前置詞「against」は 「反対している」のイメージが強いですね。「He is against my plan.」が例文です。ここは「背景として」なんですね。稀な表現です。受験生には時間をかけて欲しくないですね。
(15)は説明が虫かしいのですが②あるいは④で迷って欲しいですね。「the best solution」には動詞「was」が必要です。それがどこに位置するのかが重要なんですね。「 SV」の語順でないといけませんよ。「VS」は純粋な疑問文を作るからなんですね。ここは純粋な疑問文は必要ありません。ですから②ではなくて④を正解にするんですね。①と③は不可です。動詞がないのはアウトですね。
(16)は「so〜that」構文を選ぶのか?それとも「such〜that」構文を選ぶのか?という問題です。よって②あるいは④で選ぶ問題です。そして正解は②になります。「such a poerful tool」なら④が正解になります。冠詞「a」の位置で正解は②になるんです。厄介な問題ですね。「so poerful a tool」が正解になるんです。こんな細かいことはどうでも良いようなものなんですけどね。だから日本の英語教育は変わらないんですね。
(17)は「said」が過去形なので「would」を合わせる問題ですね。そして後半は「the next season」というように順序には「the」が必要だということです。正解は④になりますね。ここも「the」の存在なんてどうでも良いようなものなんですけどね。順番には「the」がいるんですね。きっとアメリカ人の発音の中には「the」は聞こえないと思いますけどね。

というわけで文法問題を解いてみました。実際のアメリカ人との会話の中で必要とされるものがどれだけあったかは疑問ですけどね。更に2点ということを考えた場合にどれだけ重要なのかも考えてみて欲しいですね。学者ならこういう知識は必要なんだと思います。ただそれだけです。でわまた。

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26年度の第6番を解きましょう。ここの36点は大きいですよね。落とすと痛いですよ。6点ですからね。丁寧に全体を見るためにBから解いていくのが良いんです。これを受験生は知らないんですね。僕が教えると少しびっくりしますね。でも慣れたら最高ですよ。

珍しく(47)が第1段落ですね。B問題の(1)を見ると「音声技術の2つの目標」とあります。そして(47)の設問は「ベルのものはエジソンのものよりも〜だった」という比較があるので「優れていたのか?」それとも「劣っていたのか?」を冷静に判断しましょう。そして5行目に「サウンドのクオリティがベターだった」とあるじゃないですか。比較が露骨ですね。ここは消去法ではなくて④が選べますね。「サウンドがよりリアルだった」わけですからね。本当は丁寧に消去法で①②③を消したいんですけどね。実は②は気になった方が良いですよ。「less」は正解率が高いんですよね。「not」がなくても否定文を作りますからね。でも作成が困難だったのか?それとも簡単だったのか?は書かれていませんね。(47)は素直に④でいきましょう。
(52)を解くのに第2段落を読む必要があります。ここは「カーステレオ」から「ウオークマン」から「アイポッド」への変化を説明する段落です。細かいことにはこだわらずに高速で読んで欲しいところですね。技術の進歩ですから①でよろしいですね。
(48)を解くのに第3段落を読む必要があります。ここは似た選択肢が並んでいて厄介です。①の「ライブコンサート」は余計ですね。②も「最高のコンサートホール」が余計ですね。③は不要な比較があると考えます。よって消去法で④が残ります。難題ですね。基本的には最上級があると政界にはなりにくいですね。そしてコンサートホールは仮定法で「まるでそこにいるかのように」ですから現実ではないんです。
(49)(53)は同時に解けますね。選択肢に先に目を通してしまいましたが最上級があるんで少し厄介ですね。ですが丁寧に消去法を使うことで処理できます。④は「売る人の話」になってしまいますよ。③は不要な比較となります。②は「演奏する人」になってしまいますよ。そこで①しか残らないんですね。ここは上手に消せたと思います。そして(53)は音楽を聴く設備の選択の幅広さで時間を費やしてしまうイメージが書かれています。ですので④でよろしいですね。B問題は①④を消しました。②③が余っています。
(50)は第5段落の要約ですね。(54)と同時に解きます。この段落はマイナスイメージですね。機器の技術の発達が音楽そのものへの集中力を邪魔してしまうイメージが書かれています。ですからB問題の(54)は②で(55)は余った③が該当します。そして(50)は消去法で解きましょう。①は「help」があってプラスイメージなります。②は「ポータブル」だけを取り出すと部分的になります。④は「忙しければそれだけますます音楽鑑賞が高まる」は常識的に矛盾しませんか。よって③が正解としてあまりますね。
(51)は第6段落です。まとめ問題ですので具体例は消していきましょう。①は「ポータブル」だけを取り出すと部分的になります。②の「便利さは重要だ」がまとめで言いたいことではないはずですね。④も「ポータブル」だけを部分的に取り出してしまっています。ですから余った③を正解にしてよろしいかと思います。

やはり消去法を使って丁寧に解くことで失点を防ぐことができると考えます。時間が不足すると消去法を使う余裕がなくなります。第6番は最初に解きましょう。20分くらい使っても36点は取りたいからです。ずっと続けると慣れて15分で通過できるようになるかもしれませんね。