全統マーク英語模試対策

全統模試を受ける受験生の偏差値がアップする技術を提供

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それでは26年度のセンター試験の本試験の英語に取り組んでみようと思います。全統模試進研模試は80分間という時間との戦いですので6点の箇所を確実に6点づつ取っていくイメージで進めていきたいですね。それでは発音アクセントは飛ばして第2問から進めていきます。

( 8)は「saw」という知覚動詞に着目しなくてはいけません。「見る」や「聞く」の動詞の後には原形がくるのが基本です。しかし選択肢には「sneak」という形がありません。よってここは現在分詞の「sneaking」の②を正解とします。とりあえず④の不定詞だけは選ばないように気を付けてくださいね。
( 9)は「since」の後に過去形が置かれていることに着目しなくてはいけません。「since」は多義語で「ずっと」と「なぜなら」があります。ですが「since」の後に過去形がある場合は主節は「現在完了」を使うという法則があります。よってここは「have 過去分詞」しか正解にはなりませんので③を選ぶことになります。
(10)は後半に「or」があります。この接続詞と相性が良いのは「whether」なんですね。ですからここは「外食するべきか自炊をするべきか?」という二者択一の問題となります。正解は③となります。
(11)もセンター試験では頻出問題なのですが「have 人間 原形」の文法法則です。よって理屈はないのですが正解は①となります。これは文法の知識を問う問題ですので知らなかったら時間をかける意味はありませんね。
(12)もイディオムの知識を問う問題ですので覚えていなかったらどれだけ考えても正解は見つかりません。「take something for granted」は「何かを当たり前のこととして考える」イメージを持ちましょう。よってここは②が正解となります。
(13)も実は頻出の難しい問題なのですが正解は④となります。「tell to 人間」はあり得ません。実は「tell 人間 疑問詞」が基本原則なのです。つまり「tell」の後に「to」はあり得ないと考えて欲しいですね。
(14)は「光熱費の請求書が驚くべき金額に上がっていた」のイメージですね。アップするイメージが湧けば④を選べると思います。
(15)はかなりの難題ですね。まずは③④を消します。病院の治療費は「fare」を使うことができないからです。「fare」は交通料金の場合のみに使えます。ですから①②で迷うのですが「them
who」という表現はありません。「those who 動詞」という表現はあります。「those」は「people」の意味があるからです。ですから正解は②になります。ここはイディオムと文法が混ざっている問題でした。
(16)の問題はまずは②④を消したいですね。他動詞「visit」は直後に「to」を必要としないからです。ですから①③で迷うことになります。そして「once」を選びたいですね。「かつて」という意味は文脈に合うと考えます。正解は③でよろしいかと思います。
(17)は「赤字にならないような節約をしているので不要なものを買わせてくれない」のイメージが湧けば大丈夫ですね。イディオム「make ends meet」は「収支の決算を合わせる」イメージで赤字にならないという意味ですね。ですから③④で迷う問題です。ここは「しかし」を使った逆転はありません。「赤字にならない」と「節約する」はプラスイメージから変化しないからですね。よって「しかし」は該当しません。よって正解は④となります。

(15)(16)(17)は空欄が2つあってどちらも合わないと2点が取れません。という難題になっていますので時間をかけすぎないように最後に取り組むのが鉄則です。特に知識を問うイディオムの問題はどんなに時間をかけても答えは出ません。ですから短時間で済ませるか?あるいは最後に持って来るか?自分に合う方法を見つけてください。