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それではグラフ問題を解いてみましょう。この問題はまずグラフに目を通して何が書いてあるのかを理解することからスタートします。図1は「マグネットスケール」です。図2の「スティッキースケール」です。マグネットとスティッキーは本文を読みながら理解していくしかありませんね。そしてここは(36)の(A)(B)(C)から解決するのが鉄則です。(A)はマグネットとしてはトップですがスティッキーとしては下から2番目ですね。そして(A)は「ネバダ」あるいは「ニューヨーク」で迷うことになります。これを本文から探します。
第1段落を読むと「人の出入りが激しい都市は」「マグネット」で反対は「スティッキー」と読むことができます。そして第2落を読むと「フロリダ」は「マグネット」「スティッキー」の両方を兼ね備えている。しかし「ウエストバージニア」は「スティッキー」の両方を兼ね備えていないとあります。「ミシガン」は「スティッキー」で反対に「アラスカ」は「マグネット」の要素しか持ってないとあります。ここまで「ネバダ」あるいは「ニューヨーク」は出てきていません。第3段落を読むとヒントが出てくるはずです。
ですからここまで時間をかけないことが重要ですね。第3段落の初めに「ネバダはマグネットのトップだ」とあります。「ニューヨークはマグネットの反対だ」とあります。つまり「ニューヨークはマグネットの最後」なんですね。ということで(36)は②が正解になります。(A)がネバダで(C)がニューヨークとなるからですね。そこをクリアーできたら(35)は簡単です。「マグネットの意味は何か?」ですからね。消去法は使わずに④でよろしいでしょうか。「他の場所で生まれた大人がそこに多く住んでいる」と「マグネットになります」よね。
(37)の①は「移住」の話なので残しますね。②は人気のある州と人気のない州を比較していないので消しますね。④はデータを集めた研究所が具体例として書かれているのでまとめ問題としてふさわしくありません。③は「マグネット」のリストだけを取り出すこととなるので消します。ここは消去法で①を選びましょう。
(38)は最終段落には何が続きますか?という問題です。具体例や理由が書かれることが多いですね。そして最終段落は「移動する人の理由」が書かれています。③は移動する人が探すタイプの職業は何かとなると部分的になるので正解にはなりません。②は「他国からの移民」の話なので消します。④は「子育ての方法」なので部分すぎると判断しました。消去法で正解を①とします。

マグネットとスティッキーは定義がはっきりと区別できない場合は消去法も使えないですね。そして「immigrant」は「移住者」なのか「他国からの移民」なのかも判断が難しかったです。ここは時間がかかるので飛ばして考えた方が良かったですね。