全統マーク英語模試対策

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それでは27年度の会話文から再開していきます。12頁ですね。(27)なのですが「それで思い出したよ。」のイメージですね。君の言葉で何かを思い出したんですね。「That reminds me.」が一致します。似たような表現で「That depends.」があります。「それは条件次第で変わるよな。」のイメージですね。会話のムードから②を選んでしまう受験生がいるかもしれませんね。「I remember mine.」で自分のことも思い出したなあ。みたいな雰囲気だと返答になるんでしょうけどね。正解は④でよろしいかと思います。「remind」と「remember」は似ていますが主語が違うので問題になるんですね。前者は人間を主語にしない構文が多いですね。
(28)は「試合に負けて良い教訓になったよ。」のイメージだと後に続きやすいですね。後には「大きな試合の前には休んでリラックスすることが大切だね。」とありますからね。それと多義語「lesson」「教訓」は会話でも使いやすいですね。正解は②で良いかと思います。「turn out」は判明するで「prove」の同義語ですね。この返答は同義語と多義語が混ざっていて日本人が作る傾向になりやすい言葉だと思いました。結果がプラスになるのかマイナスになるのかで文脈が変わってくる重要な単語ですね。

引き続いて27年度の不要文削除に進みたいと思います。13頁ですね。これはネット上に置かれているのでタブレットとパソコンを同時に見ながら解いています。紙を使わないで斜めに立つので便利ですね。ですがスマホで勉強するのは難しいので工夫が必要ですね。
(29)は切手収集は教育的な趣味でお金もかからないし同時にいつでも楽しめるとスタートしています。プラスイメージで始まっていますね。そこを強く意識すると読み方が変わってくるんですよね。①は歴史や地理や慣習なんかも勉強できるとあります。 それはスタートの文章の続きとしては違和感なく読んでいけます。②はそういう趣味が始まったのは1840年からなんですよ。と切手収集の歴史が続いてきます。歴史の説明となると少し話が重たいですね。ですから③と④がすんなりくると②を選ぶことになります。それでここからなんですが④は「雨でも晴れでも」とあって切手収集の屋内のイメージがあります。場所が楽だというプラスイメージです。③は使用済みの切手を集めるんだとお金がかからない。とあるんで節約の問題になってきます。やはり②の歴史のテーマには違和感があるわけです。②が正解になりますね。「in addtion」「furthermore」「moreover」「additionally」は「さらに」という付け足しのマーカーですね。これがぴったり当てはまる英文ってあまり見ないんですよね。だからこのマーカーは正解になりやすいかもしれません。プラスとマイナスが変化しないことに注意しましょう。
(30)は「塩」を現金として使っていたという歴史の話からスタートします。理由は経済的価値があるからだとあります。大量生産が難しかったから希少価値があったわけですね。今は違いますよね。そして①ですが別の理由は軽くて運びやすかったからだというものです。取引をする目的では。とあるのは別に違和感はないですね。②は「さらに」塩は計量ができたので重さを基準にして価値を計算することができた。ともあります。別に違和感がないですね。③は「さらに」長期間も良い状態を保てたので価値を持ち続けた。とあります。④はどうなるでしょう。①②③は削除が必要だとは思えないんで。④は「雪の多い地域では道路上の氷を溶かす有用性」もあった。とあります。④はお金の使い方としてはもったいないかなと思いました。道路上にお金をばらまくとなると違和感が出てきますね。

不要文削除は難しいですね。単語が全てわかっていることが大前提としてあります。そして内容に違和感があるものを探すというイメージです。マーカーも重要ですね。「しかし」「さらに」「よって」「例えば」などでプラスとマイナスが変わるのか?そうでないのか?読解力が問われる難問です。5点でもありますしたくさん問題に当たって欲しいですね。