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それでは27年度の本試験の意見主張の読解問題を解いてみましょう。ここで重要なことは司会者の言葉を読まないことですね。そして主張は「I think that」の後に置かれるということです。テーマは「迷信」ですね。日本語で書いてあるので司会者は読まなくても良いということになります。

(32)の主張は「迷信には明確な合理的な根拠がない」ということですね。①は本文の反対ですね。迷信には合理的な根拠があると書いてあります。これはあり得ませんね。②は残しておきましょう。③は選びたくなりますが「幸運」だけを取り出すと部分的になりますね。④も歴史だけを取り出すと部分的になってしまいます。本文に書いてあるからといって選んでしまうと正解を逃すことになります。ここは②を消去法で正解にしましょう。
(33)も消去法で解いてみましょう。①は「雨男」は具体例なので正解にはなりません。そして②は残しておきますね。パターンを探すことは人間の不自然な行動だという③は常識で考えて変ですね。本文にはごく普通の活動だと書いてあるので選んではいけません。④の「原始的な考え方は偶然の一致を生む」は反対ですね。「偶然の一致が原始的な考え方を生む」なら正解かもしれません。ここは②を正解にしましょう。
(34)も消去法で解きましょう。③④は「鳩だけ」を取り出しているので部分的になって正解にはなり得ません。ですから①②で迷うことになります。そして②ですが「鳩も人間も機械に影響を与える」となると常識で考えておかしいですね。よってここは①を正解にしてよろしいかと思います。

意見主張の問題は元来は3人の意見を集約する問題でした。しかしこの年から問題改正があって1人の意見が3つあることになりました。ですが考え方としては同じです。「I think that」あるいは「We shoud do」などの後に主張が置かれることを強く意識することですね。