全統マーク英語模試対策

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それでは27年度の第6番を解いてみましょう。実はこの年は高校3年生の担任をしていました。それで一般市民の社会参加に関する一種の「アンガージュマン」のような英文が出題されたので抽象的だから受験生は大変だなと感じた問題だったんで感慨深いものがあります。読解力と周辺知識が問われましたからね。

 

やはりB問題から解きたいんですが(52)が第2段落になっています。ですから(47)から解く問題ですね。第1段落の内容を読んだ上で(47)を解くこととなります。①「他のボランティアとデータを比較する」は書かれていないですね。②「お金を稼ぐ」も書かれていないですね。③は昆虫だけに焦点を当てると部分的になりますね。よってここは余った④を正解にします。

(48)(52)は同時に解けますね。(48)は「burgeoning」の意味は?という設問です。本文の内容に当てはめてみると「活発化している」とか「増加している」のプラスイメージで書かれています。①「激しい議論を生む」はマイナスですね。②「急速に増えている」は残しておきましょう。③「人気を失っている」はマイナスですね。④「受賞している」とまでは書かれていません。ここは②でよろしいかと思います。そして(52)ですが歴史に関することは書かれています。よって③でよろしいかと思います。

(53)は第3段落だけ読んで選ぶ問題です。最後の疑問文は否定文ですね。つまり「素人の研究は信頼できない」というマイナスなんです。よって①の心配事が当てはまると考えられますね。

(49)(54)は同時に解きます。全体的にプラスなので(54)は②「ボランティアの努力は成功している」で良いと思います。ですから(55)は余った④が該当しますね。(49)なのですが「成功率の80%を強調している理由は何か?」という設問になっています。プラスですので①「negatively」は不可ですね。③は「蟹」だけを取り出すと部分的になりますね。④は「lack」がマイナスなので不可ですね。ここは②が正解となります。消去法で確実に間違いを消しましょう。

(50)は第6段落で表現されていることは何か?という設問です。①は「最終的には科学の知識は主に素人から生まれる」は極端ですね。②は「市民科学に対する評価がまだまだ不十分だ」は残しておきましょう。③は「disappointing」がマイナスですね。もっと素人を評価しても良いという見解が台無しになってしまいます。④は「素人の科学の研究が多すぎる」というマイナスも書かれていません。よってここは②が正解となりますね。

(51)はまとめの問題です。大きくまとめると①になりますので②③④が消せれば正解となります。②は「科学の研究は専門家に任せるべきだ」となると本文の内容と矛盾しますね。③は「魚」だけを取り出すと部分的になります。④の「伝統的な科学が市民化学に取って代わられる」となると極端すぎます。ですからやはり消去法で①を正解にしたいですね。

 

センター試験の第6番は36点もあるんで落とすと痛いですよね。ですからやはり消去法で確実に間違いを消していくことが36点に繋がると考えます。ですがやはり基本は単語力があって内容が理解できるかどうかが最重要です。ですので早く「DUO3.0」を一周してほしいですね。二周目からは早くこなせると思います。とにかく早く一周目をこなしてください。でわまた。