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前回は第6番から始めました。それは36点に時間を使いたいわけです。となると次は第5番で30点を取りたいところです。なのですが26年度は第5番が物語文ではないんですね。よってこの年度の第5番は使い物にならいというわけですね。ですから16頁に戻って意見主張の問題に移ろうというわけですね。ここは18点あるので落としたくない問題なんです。しかも主張のある場所が探しやすいので絶対に落とさないでくださいね。

(32)はまずタイトルが日本語ですので司会者の最初の発言は読む必要がないんです。ここではジェイソンですが彼の発言は問題とはほとんど関係ないので無視しましょう。そしてすぐにスーザンの発言にはいきません。タイトルの「自転車事故を減少させる」に目を通しておきます。そしてスーザンはすぐに「I think」と発言します。この後に主張が来るので早いですね。「自転車の使用を厳格に制限することは間違っている」と意見を言います。これを別の表現で言い換えた選択肢が正解になるわけですね。すぐに選択肢をチェックしましょう。①の後半の「全ての年齢の人でも」という表現の中にトリックがありますね。「全て」があると正解になりにくいんですね。これは前回の最後の方で説明したのですが「言い過ぎ」という消し方です。②の前半の「自転車の使用が制限される」が主語ですね。そしてその結論が後半に来ます。後半は「fewer accidents」というプラスイメージになっています。「事故がない」のはイメージ的にはプラスですよね。ですがこれはスーザンの意見とは反対ですね。④の「自転車は危険だ」というのは彼女の意見ではありませんね。ですから消去法で正解を③にしたいんですね。③には環境への配慮も書かれていますので彼女の意見と一致しますね。
(33)はまずダイアナの意見を理解しましょう。「自転車レーンがあるから歩行者にも自動車にも安全だ」という主張ですね。リズムよく読んで理解しましょう。発言全体がプラスイメージなので選択肢の中にマイナスイメージがあったら消したいですね。①は「difficult」「難しい」は消したいですね。③の「increase accidents」「事故が増える」も同じように消したいですね。④の「persuade motorists」「車に乗らないように説得する」は発言と無関係ですね。よってここも消去法で②を正解にしたいですね。正解を選ぶというよりも間違いを消すイメージで解いていきたいと考えます。
(34)のフィリップの発言は全体的にマイナスイメージですね。選択肢①「at all times」「ずっと」は「言い過ぎ」で消しましょう。③「during construction」「工事中」は発言に出てきませんね。④も正解にしたくないですね。発言に出て来るのは「違法駐車の車とかゴミ収集車」ですからね。②を正解にしたくなる理由はあります。フィリップの発言の3行目に「obstructions」がありますが選択肢②の「obstacles」と同義語です。同義語を使った変化は正解になりやすいわけですね。単語レベルとしては英検2級よりも少し難しいくらいですね。消去法は少し時間がかかりますが慣れると非常に正確に正解が選べます。そしてプラスマイナスが使えるとさらにスピードがつきます。慣れるのに半年くらいかかるかもしれません。ですが時間がかかっても良いので1学期の間はプラスマイナスを使った消去法を駆使してみましょう。慣れると選択法で選べるようになりますよ。今の段階で選択法を使うのは危険ですね。でわまた。