全統マーク英語模試対策

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それでは28ページを開いてみてください。27年度追試験の第6番を解いてみましょう。36点を確実に取るにはB問題からとくのが鉄則です。なのですがBを見ると第3段落からとなっていますね。Aの (47)から取り組むしかないですね。
(47)は「偽の記憶を無意識のうちに作り出す」ことがテーマのようですね。①は反対です。引き分けを想定したわけですから。②の「意図的に」は違いますね。無意識なわけですからね。④の「どちらが勝つのかを予測して成功した」とも書かれていません。ですからここは消去法で③でよろしいかと思いましす。
(48)は「著者が表現したのはどちらの考え方か?」となりますね。しかし「hindsight」は「過剰に自信を持つ」でマイナスになります。「例えば投資をしたりする場合に不注意になるかもしれない。」わけですね。ですから②は真反対となります。③は「only」のせいで正確になりにくくなります。④は具体例の「投資」だけを取り出すと部分的になりますね。よってここも①を選びたいですね。(52)も溶けます。①あるいは④で迷うので置いておきましょう。
(49)(53)は同時に溶けますね。他人からの情報を拡大解釈してしまいがちなんですね。「1度目の検査ではX線写真に問題はなかった」ことを「医者が見損なってしまったのだ」と責めてしまうことですね。④を選択法で選ぶことになります。「医者のことを不注意だと不当に責める」わけですから。(53)は置いておきましょう。
(50)の「myopia」は言い訳に近いですね。「言い訳ばかりをしていると向上心がなくなります」からね。重要な要因を無視することになります。②の「making up our mind」「決定を下す」は違いますね。③の「physical」は関係ないですね。④の「責任なる決定を行う」ようなプラスは消したいですね。やはりここは①ですね。(54)も置いておきましょう。
(51)は解決策を伴うまとめ問題です。①の「negative」は反対ですがそもそも段落が違います。②の「easy」だっtらこんな英文は存在するはずもありません。③「人間の判断力はそれによって大きく改善される」というプラスはやめましょう。せっかくですが余った④を正解にします。(55)は②ですね。まとめとしては「合理的な判断力を重視する」となりますからね。
(52)は①で問いですね。「自分のイメージを守る」は最初の方にありました。
(54)は「他者に責任を負わせる」イメージで③ですね。(53)は「専門家の持つ多くの情報を間違って見積もる」イメージの④でよろしいですね。

内容が抽象的ですので少し時間がかかってしまいました。テーマが「hindsight bias」ということで聞いたこともないような言葉でした。受験生も試行錯誤しながら探り探り問題を解いたのだと思います。ここは消去法というよりも本文にあるキーワードの前後の文から近い意味を持つ選択肢を選んだ方あよかったかもしれません。