全統マーク英語模試対策

全統模試を受ける受験生の偏差値がアップする技術を提供

4111

それでは27年度追試験の意見主張の長文読解を解いて見ましょう。タイトルは「リーダーシップ」についてと言うものです。これは日本語で書いてありますので司会者は読まないように気をつけてください。6点問題ですので落とすと痛いんですよね。

最初のジェーンの意見ですが「集団が共有する目標」を明確にするイメージが湧けば大丈夫だと考えます。①「リサーチを行なった」はジェーンのことではありませんね。②「チームの能力に信頼を置く」は置いておきましょう。③「失敗に対する恐怖感を抱く」はマイナスなので消したいですね。④「創造性を持ったチームを選ぶ」と言うことは書いてありません。やはり(32)の正解は②でよろしいかと思います。
(33)の主張は「リーダーが間違っていた場合は謝罪をするべきだ」と最後に出てきますのでそこが正解のヒントになると考えます。①「チームのメンバとの取り組みを避ける」となるとマイナスなので消したいですね。②「謝罪を拒否する」は本文の真反対ですので絶対に消しましょう。③「チームのメンバーがリーダーとして行動することを期待する」は常識で考えて変ですね。リーダーとして行動するのは1人で十分なんです。ですからここは消去法で①②③を消して④を正解とします。
(34)はケビンの主張ですが①は残しておきましょう。②「チームが質問をするようにやる気を起こさせる」は反対ですね。リーダーシップをとる人間がし質問をするわけです。③「リーダーがチームのメンバーによってコントロールされる」も反対ですね。リーダーがチームをコントロールするわけですからね。④「自分の技能に疑問を持つことは誇り高いことである」は論外ですね。よってここも消去法で①を正解にします。

意見主張問題は3人の意見の問題形式から1人が3つの意見を主張する問題に変更がありました。しかし考え方は同じです。とにかく消去法を使って本文に書かれていない間違いを消していくことです。たまには選択法で正解を見つけることができるかもしれませんが。それが一番時間がかからない方法ですが2級ともなるとすんなり正解が見つかりにくいので消去法とプラスマイナスを駆使して問題を解きましょう。