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それでは引き続いてグラフ問題に取り組んでみましょう。この問題はまずはグラフの内容を理解することからスタートします。折れ線グラフを読み取ります。旅行者の数は減少しています。旅行時間は最終的には一番大きな数値となっています。旅行の距離はその真ん中の折れ線ですね。ここを読み取って設問の(35)をみてみましょう。

(35)は消去法を使って解くことになります。選択肢①「旅行の数は常に減っている」は間違いですね。アップダウンがありますからね。選択肢②「旅行時間と旅行者の数は並行している」は間違いですね。反比例していると考えられます。選択肢③「旅行の距離は鋭く減少している」は間違いですね。あまり変化していませんからね。選択肢④「2007年に旅行時間と旅行距離は突然に増加している」は正解ですね。折れ線グラフの2007年のところを見れば一目瞭然ですね。
(36)の選択肢①「公共交通機関の普及で買い物旅行が減った」は本文に書かれていませんね。選択肢②「always」が含まれると正解にはなりにくいんですね。ですが③あるいは④が悪すぎる場合は②でも正解にはなり得るのですね。選択肢③は「frequently」「頻繁に」が間違いだと考えます。選択肢④は「walking」も減少傾向にあるとありますので間違いになりますね。ここは仕方なく②を正解にする問題だと考えます。
(37)の選択肢①「旅行は以前よりも便利になった」は本文の反対ですね。選択肢②「以前よりも旅行が増えた」も本文の反対ですね。選択肢③「各家庭における車の所有」については論外だと考えます。よってここは消去法で④を正解にしたいですね。
(38)はいつもながら難題ですね。「最終段落の続く英文は何か?」という設問です。ここは最終段落の最後を丁寧に理解する必要があります。「買い物をする機会が減ったのは社会の変化が理由である。」に続く英文としてはその理由の具体的な内容ですね。選択肢①の「2002年と2004年とを比較する」は「社会の変化の理由」とは無関係ですね。選択肢②は「business」だけを取り出すと部分的になってしまいますね。選択肢④も「公共交通機関」だけを取り出すと部分的になってきますね。ここは消去法で③を正解にしてよろしいかと考えます。

英語長文問題消去法⑨点セット
①「本文に書いてない」→「単語が変化して本文に書いてある場合は正解となる」
②「常識で考えておかしい」→「常識的に正しい場合は正解になりやすい」
③「本文中の単語が並んでいて正解に見える」→「本文にない単語があって不正解に見える」
④「不要な比較があって失礼にあたる」→「本文に比較がなく選択肢にも比較がない」
⑤「余分な語があって選択肢が長すぎる」→「困った場合は2番目に長いものを選びたい」
⑥「段落の内容がプラスなのに選択肢がマイナスである」→「反対も同様に考える」
⑦「最後の問題は人生観や解決策をまとめてくる」→「具体例を選ぶと不正解になる」
⑧「選択肢の中に多義語があると正解になりやすい」→「challenge」「interest」「last」など
⑨「言い過ぎ」→「only」「never」「always」「the best」「complete」「absolute」など