全統マーク英語模試対策

全統模試を受ける受験生の偏差値がアップする技術を提供

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27年度の文法問題から解きますね。たまに学者レベルのすごい問題が出てきます。そういう箇所には時間をかけないことが大切なんですけどね。受験生はどうしても目の前の問題を解こうとして集中してしまいがちなんですよね。配点が低いところで頑張りすぎないことが一番重要なんですけどね。

( 8)は「またまた祖父を怒らせてしまったんだってね。そんなバカなことをしないだけの分別が欲しいね。」のイメージが湧けば大丈夫ですね。「know better than to」は受験生なら覚えておかなくてはならないイディオムの1つですね。正解は①しかありえませんね。受験生には頑張って欲しいですね。
( 9)は「have 物 過去分詞」で③を選びましょう。「get 物 過去分詞」もありますけどね。日本語に訳す問題ではないんですよね。②にした受験生は良い間違いをしたと思ってください。②と③はほとんど違いはないんです。語順がちょっと違うんですよ。次の模試で間違えないように気をつけて欲しいですね。
(10)は難題ですねえ。「in that」と「because」は同義語なんです。後に理由が続くんですよね。だからこれも日本語に訳す問題ではないんですよね。知っているかどうかの知識を問う問題なんです。訳せるかどうかではないんですね。知識問題は現役生には難題ですね。正解は③です。
(11)も知識問題なんですねえ。「hope」は未来のことを希望するので助動詞「will」がセットで必要なんです。よってここも選択法で②を正解にします。④が不可だとわかる受験生はよく勉強できてますね。「wish」は仮定法だから「would」なら正解の可能性もあるんです。ここは「would」がないので仮定法は成立しませんね。
(12)は「事故が2時に発生した」という過去ですね。③は無理です。「happen」は他動詞ではないので受け身にはなりませんね。時制が過去なので①を正解にしましょう。④は説明がつかないので受験生なら選ばないようにして欲しいですね。
(13)は考えすぎないようにしましょう。「〜を楽しみながら」の分詞構文で大丈夫です。正解は③です。④を選びたくなりますよね。前置詞「with」を使った付帯状況というか同時進行は選びたくなるんですね。ですが意味上の「SV」が必要ですよ。「eyes closed」とか「arms folded」とか「hairs waving」といったような意味上の「SV」を必要とするんですね。意味上の主語って言葉からして難しいですよね。僕はあまり文法用語は好きではないんですけどね。
(14)の主語は富士山ですね。当たり前ですけどね。「真っ青な空を背景として」のイメージで正解は①です。前置詞「against」は 「反対している」のイメージが強いですね。「He is against my plan.」が例文です。ここは「背景として」なんですね。稀な表現です。受験生には時間をかけて欲しくないですね。
(15)は説明が虫かしいのですが②あるいは④で迷って欲しいですね。「the best solution」には動詞「was」が必要です。それがどこに位置するのかが重要なんですね。「 SV」の語順でないといけませんよ。「VS」は純粋な疑問文を作るからなんですね。ここは純粋な疑問文は必要ありません。ですから②ではなくて④を正解にするんですね。①と③は不可です。動詞がないのはアウトですね。
(16)は「so〜that」構文を選ぶのか?それとも「such〜that」構文を選ぶのか?という問題です。よって②あるいは④で選ぶ問題です。そして正解は②になります。「such a poerful tool」なら④が正解になります。冠詞「a」の位置で正解は②になるんです。厄介な問題ですね。「so poerful a tool」が正解になるんです。こんな細かいことはどうでも良いようなものなんですけどね。だから日本の英語教育は変わらないんですね。
(17)は「said」が過去形なので「would」を合わせる問題ですね。そして後半は「the next season」というように順序には「the」が必要だということです。正解は④になりますね。ここも「the」の存在なんてどうでも良いようなものなんですけどね。順番には「the」がいるんですね。きっとアメリカ人の発音の中には「the」は聞こえないと思いますけどね。

というわけで文法問題を解いてみました。実際のアメリカ人との会話の中で必要とされるものがどれだけあったかは疑問ですけどね。更に2点ということを考えた場合にどれだけ重要なのかも考えてみて欲しいですね。学者ならこういう知識は必要なんだと思います。ただそれだけです。でわまた。