全統マーク英語模試対策

全統模試を受ける受験生の偏差値がアップする技術を提供

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26年度の第6番を解きましょう。ここの36点は大きいですよね。落とすと痛いですよ。6点ですからね。丁寧に全体を見るためにBから解いていくのが良いんです。これを受験生は知らないんですね。僕が教えると少しびっくりしますね。でも慣れたら最高ですよ。

珍しく(47)が第1段落ですね。B問題の(1)を見ると「音声技術の2つの目標」とあります。そして(47)の設問は「ベルのものはエジソンのものよりも〜だった」という比較があるので「優れていたのか?」それとも「劣っていたのか?」を冷静に判断しましょう。そして5行目に「サウンドのクオリティがベターだった」とあるじゃないですか。比較が露骨ですね。ここは消去法ではなくて④が選べますね。「サウンドがよりリアルだった」わけですからね。本当は丁寧に消去法で①②③を消したいんですけどね。実は②は気になった方が良いですよ。「less」は正解率が高いんですよね。「not」がなくても否定文を作りますからね。でも作成が困難だったのか?それとも簡単だったのか?は書かれていませんね。(47)は素直に④でいきましょう。
(52)を解くのに第2段落を読む必要があります。ここは「カーステレオ」から「ウオークマン」から「アイポッド」への変化を説明する段落です。細かいことにはこだわらずに高速で読んで欲しいところですね。技術の進歩ですから①でよろしいですね。
(48)を解くのに第3段落を読む必要があります。ここは似た選択肢が並んでいて厄介です。①の「ライブコンサート」は余計ですね。②も「最高のコンサートホール」が余計ですね。③は不要な比較があると考えます。よって消去法で④が残ります。難題ですね。基本的には最上級があると政界にはなりにくいですね。そしてコンサートホールは仮定法で「まるでそこにいるかのように」ですから現実ではないんです。
(49)(53)は同時に解けますね。選択肢に先に目を通してしまいましたが最上級があるんで少し厄介ですね。ですが丁寧に消去法を使うことで処理できます。④は「売る人の話」になってしまいますよ。③は不要な比較となります。②は「演奏する人」になってしまいますよ。そこで①しか残らないんですね。ここは上手に消せたと思います。そして(53)は音楽を聴く設備の選択の幅広さで時間を費やしてしまうイメージが書かれています。ですので④でよろしいですね。B問題は①④を消しました。②③が余っています。
(50)は第5段落の要約ですね。(54)と同時に解きます。この段落はマイナスイメージですね。機器の技術の発達が音楽そのものへの集中力を邪魔してしまうイメージが書かれています。ですからB問題の(54)は②で(55)は余った③が該当します。そして(50)は消去法で解きましょう。①は「help」があってプラスイメージなります。②は「ポータブル」だけを取り出すと部分的になります。④は「忙しければそれだけますます音楽鑑賞が高まる」は常識的に矛盾しませんか。よって③が正解としてあまりますね。
(51)は第6段落です。まとめ問題ですので具体例は消していきましょう。①は「ポータブル」だけを取り出すと部分的になります。②の「便利さは重要だ」がまとめで言いたいことではないはずですね。④も「ポータブル」だけを部分的に取り出してしまっています。ですから余った③を正解にしてよろしいかと思います。

やはり消去法を使って丁寧に解くことで失点を防ぐことができると考えます。時間が不足すると消去法を使う余裕がなくなります。第6番は最初に解きましょう。20分くらい使っても36点は取りたいからです。ずっと続けると慣れて15分で通過できるようになるかもしれませんね。